ニューヨークでUSオープン決勝戦観戦、ミュージカルを見たり美味しいものを食べたり、買い物したり、秋のマンハッタンを堪能してきました。しかしその後のナイアガラフォールズで見た虹が私にとって今回の旅のメインイベント。始めて足を踏み入れたカナダ側のナイアガラの滝はもう海が割れた!というような様相のすんごいダイナミックな滝で、今まで見たどの滝よりも迫力満点。お天気がよければ美しい虹が滝に架かります。この虹はその昔ネイティブインディアンの女性が滝のスピ
リットにわが身を捧げた時に架かった伝説の虹。ナイアガラにはそのレインボーウーマンのスピリットが宿り事故で滝壺に落ちてしまった子供を助けたという伝説があるそうで、やっぱり「虹」だなあ、どこに行っても。この日も美しい虹が架かっていました。滝壺から舞い上がる水しぶきはまるで龍神様が天に昇る姿のよう。ナイアガラ周辺はカジノやリゾートホテルが隣接した観光地だけれど、この滝には大自然のスピリットが宿っている。そのスケールの大きさは只者ではない。一生に一度ぜひ訪れる価値のある素敵な場所です。お奨めアトラクションはボートで滝壺近くまで行く「Maid of Mist」。体ごとすっぽり被るビニール袋のような雨合羽を着てもうざっぷり水しぶきを浴びます。しかし振り返るとそこにも大きな虹。一生忘れられない光の水しぶきに輝く虹の柱。水のエネルギー、水の力。
流れても流れても止めども無く弾け踊る水しぶき。
私の人生もナイアガラ規模で流れて行きたいな。