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虹の向こう側

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神ナビ、日本&ロスの旅(15)

夜はいよいよ待望の音楽座ミュージカル「泣かないで」観賞。
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原作「わたしが・棄てた・女」。舞台観賞の前に原作を読んでみた。昭和初期、終戦直後の雑多な世の中でひたむきに生きる一人の女性に焦点を充てた遠藤周作さん初期の作品。ミュージカル化というのにほど遠い泥臭さを感じる作品だった。数ある作品が舞台化、映画化される中、自分の小説をこれほどまでに忠実に、更には昇華させた作品はなかったと、遠藤周作さんがこよなく愛したという。会場にはいつも遠藤周作さんの席が設けられている。まったくひょんなきっかけから舞台を観ることになったわけだけれど、私にとっては自己犠牲とも言える主人公の無償の愛を自分の中でどう昇華するかという課題をもらった体験だった。昼間お会いした初女さんとミュージカルの主人公が重なる。本当の幸せって、誰かの笑顔の中に潜んでいるのかな。誰かを笑顔にするために私達はそれぞれ天命を授かっているのかな。それがたったひとりのためだとしても、誰かの幸せを願って生きることはほんとうに尊い。わたしはちゃんと生きていますか?そう自分に問い掛けをされる作品だ。
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ミュージカルの後、石飛なつみさんのお母様でプロディーサーの石井聖子さんがご挨拶に来てくださった。いつもならプロデューサールームで舞台の進行をご覧になっているとのことが、この日は私達と舞台を一緒に観劇するなつみさんの為にお孫さんのベビーシッターもしてくださったとのこと。一緒に観劇した友人達共々、感動の涙とともに石井さんとのご対面だった。
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後日、音楽ミュージカル座は立ち上げ当時から山川ご夫妻が支援されているということを知る。山川亜希子さんから「観に行ってくれてありがとう!」とのお礼の言葉まで頂く。

そして、もうひとつの後日談。出雲で泊まった旅館の領収書を整理していると、そこに「石飛」の名前が。あれっ?なつみさんと同じ、珍しい名前!もしや親戚では?と思い、お聞きした所、出雲周辺に多いという石飛性。きっとご先祖を辿れば一緒かも、とのことだった。

神ナビロード、ぐるっと廻ってどこまでも繋がっている。
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by serendip888 | 2014-08-09 06:12 |
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