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虹の向こう側

shasta.exblog.jp

インナーチャイルド

久々にキャノン美津子さんのマッサージを受けたいなあと思ってロスに出かけた。「それだったらぜひインナーチャイルドワークも受けてみて!」と美津子さんからのアドバイス。前からぜひ私に受けてほしいと思ってくれていたそうだ。かたくななまでに大人になりたくない感覚、ずっと持ち続けていた。そのブロックが取れればもっと羽ばたけるのに、複数の人に言われていたし、自分でもそうだろうな、と自覚しながらも今のままの自分でもいいじゃん、という拗ねた態度でそのタイミングを逃してきた。私は疑り深い性格なので、誘導瞑想とか退行催眠とかは苦手なのだ。でもそのセラピストが美津子さんなら受けてみようかな、と思った。なぜかわからないけど彼女に対しては深いところで信頼がある。もうちょっと前に進んでみようかな、彼女の誘いでふとそんな気になった。多分きっと「機が熟した」ってやつなのだろう。

それで受けてみた、、、。

まさかこんなに深いところまで行っちゃうとは、、、。私はある記憶を思い出した瞬間泣き出した。悲しくて悲しくて声をあげて泣いた。それは今生でも前世でもない光の世界の記憶だった。私はあの光の世界からこの世に生まれてくるのが辛くて悲しくて仕方なかったのだ。だってあの至福の愛に輝く世界が私のほんとの居場所なのに。私はその光の世界から無防備に投げ出されたと感じていた。もうやだよ、こんな暗闇の世界は。いつだって究極の光を求めてばかりいたからこの世界で生きるのがめんどくさくて辛かった。

そうか、私がシャスタを求めるのはそこにあの世界と同じ究極の世界があるからなんだ。それで私はいつだって極端に純真なものばかりを追い求めてしまうんだ。あの強烈な光の記憶。私はこの世に生まれ出る時にそのあまりの悲しみに魂の記憶を忘れてしまった。この世界での生の目的は様々な体験を通して自分が光だということを思い出す旅だった。

「いつもはこんなふうにはならないんだけど、セッションの後半は完全に私もチャネルに入ってしまったわ」と美津子さんが言った。彼女から伝えられたメッセージは私の魂に刻まれた傷を優しく癒してくれた。

まだまだ消化しきれないけれど、やっと自分自身で思い出し始めたよ。自分が何処からやって来て何処へ帰っていくのか。

まだ死ねないな、なんだか生まれて初めて本気でそう思ったような気がした。
by serendip888 | 2006-08-20 09:04 | 独り言
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