曇り空で連日雨マークの寒いベイエリアです。
こんな日は朝から暖炉に火をつけて日がな一日白昼夢でも見よう。
初めて行った外国は24歳の夏の40日間ヨーロッパ大陸一人旅だった。今思えばよくもまあ無事に帰って来れたものだと思うほど、ただ「冒険」という名の下に突っ走った計画性ゼロの旅だった。毎日移動と宿探しでほぼ旅の時間を費やしていたので、何処へ行ったのか、何を見たのか、よく覚えていない。まあ、当時から「気合」だけで生きているやっつけ人生と言える(^^;)。
でもその中で南フランスのニースはおぼろげに私の記憶を呼び覚ます。パリはなんだか無機質で好きになれなかった。きっとお天気が悪かったせいかもしれない。
映画大好き少女だった私は中学生の頃からの憧れだったミレイユ・ダルクという女優さんが当時交通事故を起こして、彼女の顔が表紙を飾っていた雑誌をそのニースの小さな売店で見つけたのもきっと記憶の壁に刻まれていた要因かもしれない。
華奢でおしゃれでかわいいくて小悪魔でコケティッシュで聡明なイメージのミレイユ・ダルク。当時から超面食いだった私は「アラン・ドロンの恋人」ということでもミレイユ・ダルクは特別な人だった。こんな女性になりたいなあ、とずっと思い続けていた。
しかし、現実は。
そう言えば部屋になりたいイメージの女優やモデルの写真を貼ってイメージトレーニングしているという友人がいたっけ。
今からでも遅くない?
それでPCの壁紙に貼ってみた(^^)。
ああ、南仏行きたい。