ブログトップ

虹の向こう側

shasta.exblog.jp

<   2007年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

父のこと

お久しぶりのブログです。

実は只今、日本滞在中。
シャスタから帰った夜に日本から、父が緊急入院して危篤、末期の肝臓ガンで持っても後2,3日だという余りにも突然な連絡がありました。「後、2,3日って・・・、そんなの在り得ない!!!」焦る思いを胸に飛行機の手配をして、慌てて空港に向かいました。しかし、その日は飛行機の整備不良のためにフライトがキャンセルになり、翌日の便での帰国。その間、日本と連絡も取れず、焦りました。父は待っていてくれるだろうか?・・・。

病院に到着して迎えてくれたのは思いもかけずに元気そうな父の顔でした。後で聞いたら、父は私が来るというので、入れ歯をして、メガネを掛けて待っていてくれたそうです。父が総入れ歯だったこと、私は知らなかった。まだ頑張ってしゃれべたし、少しは身体も動かせたし、すぐに死んでしまうなんてとても思えない父の姿でした。

父はもう10年も一人暮らしで頑張ってきました。入院の前日に自分で病院に電話して救急車を呼んで緊急入院しました。自分が末期のガンだとは知りませんでした。1週間もすれば戻ってこれると思っていました。その父が12日の真夜中に眠るように安らかに光の世界に旅立ちました。入院前日に新聞屋さんとケーブルテレビの会社に自分で電話して解約をしていたということを後で知りました。

私は父に病気のことを言うべきか、悩みました。最期の時に光の世界へと旅立つ魂の準備を人はしておくべきではないか、と思っていました。自分の病気を知らずにそのまま死んでいくのは私にとっては悲しいことに思えました。父にはまっすぐに光の世界へ行ってほしい、そう強く願っていました。でも私は言わなかった。最期の時を優しさといたわりと光のしずくの中で父を見送りました。父の安らかな顔、そして入院前に生活の整理をしていたこと、父は自分の死をちゃんと知っていたのだ、と思います。

遠く離れた娘の到着を待って、入院してあっという間に旅立った父の死は私にとって大きな光でした。これほど清く、そして平安の中で父は死んでいった。私がこの人生で一番強く父を身近に感じ、愛することの出来た瞬間でした。私はこの10日間の父との思い出をこれから一生心の宝物として生きるでしょう。苦手だった父、いつだって反面教師だった父、でも今はこの世で一番大切な私の父だったことを知りました。

これからは私と一緒に光のお仕事をしようね。そう約束して今生での肉体のお別れをしました。

お父さん、お疲れ様。そしてありがとう。
[PR]
by serendip888 | 2007-11-17 14:53 | 独り言

シャスタへの奉納演奏&舞

最初からとてつもなくマジカルな旅だった。

5号線をひた走るとWillow辺りで道がぬれ始め、太陽に照らされて出来た虹のわだちの中を走る。もうこの頃から興奮状態。そして雷鳴、稲妻、大粒の雨。おお~、虹と龍神様の大出動だ!胸踊り夢中で走る。久々、興奮したなあ。その分スピードも出した^^;)。しかし、この間、先発している奈良さんご一行に連絡を取ろうとしてもまったくダメ。後で聞いたらマクラウドは停電で、電話回線が途切れ、私は私で控えたはずの電話番号がどこかへ消え、あらゆる方法で連絡を取ろうとしてもダメだった。稲妻の閃光が走る中、「今回はこういうご縁なのかな・・・」とちょっと弱気になる。しかし、こうやってシャスタに詣でるという気持ちで車を走らせていること自体に何か凄い強いエネルギーを感じていた。それだけ、パワフルに私の思いがシャスタに向かっていた。

シャスタ到着。やっと奈良さんご一行と連絡が取れる。夜8時からストーニーのKIVAで演奏会をすることになり、今回宿泊したシャスタクラブの人達と他にご縁のある方達、総勢7名でKIVAに向かう。到着寸前の私達の車の前を真っ白いふくろうがヘッドライトに照らされてすっと低空飛行で横切った。この瞬間、この場所で白いふくろう・・・、ありえない。なんだか何かとてつもないメッセージが秘められているようだった。その後、体験した演奏&舞も素晴らしかった。KIVAのエネルギーの中で、奈良さんと麻喜さんのコラボは桑港寺の時とはまったく違うエネルギーで、私は神聖なるエロスを感じた。男女融合のこの山で、ディバインソウルの二人が創り出すのは聖なるエロス。なんて素敵なんだろう。

d0050616_2452484.jpgそして翌日はシャスタで奉納。1泊というスケジュールの中、お天気が悪くて山は雲に覆われて姿を見せない。でも私は絶対に上で演奏出来るという確信があった。だってこれは神事だから・・・。

まずはパンサーメドウズに行く。なんと源泉は干上がって、地面が見えていた。去年の積雪の少なさ、そして今年の夏の猛暑で、近年まれにみる干ばつなのだ。源泉の周りに張り巡らされたロープの姿もその痛々しさを増幅している。私達はそこで静かに瞑想した。山が泣いている気がした。

d0050616_2492773.jpgその後、お山に向けて奉納。まったく雲に隠れて見えなかった山肌が演奏中に太陽の光を浴びだして、奉納が終わる頃には姿を見せてくれた。ご神事とはこのように自然と人間の祈りが一体になることなのだ。麻喜さんの舞はここではまさに山の神に祈りを捧げる巫女の舞。この人の美しさは光とともにある。

その後、麻喜さん、「あの場所(パンサーメドウズ)に戻って祈りましょう。お山の許可が下りたようです」。そう言いながら振り返った麻喜さんの顔は涙で濡れていた。私も泣いた。今まで見たこともなかった枯れ果てた源泉の姿。それでみんなでもう一度戻って、この場所にまた滾々(こんこん)と尽きることのない水が戻るように山に向かって祈った。

私のシャスタ通いの中で自分が山に向けて癒し人になった初めての経験だった。干ばつは大自然のサイクルのひとつかもしれない。きっと来年にはまた水も戻ってくるだろう。でもあの痛々しい姿を目の前にしたら人は誰しも祈らずにはいられない。自然も人間も共鳴して、共存しているのだから。

ご神事とは、かくも私達の身近にあり、そして私達の祈りとともにある大自然との共鳴、共存の中に存在するということを体感した貴重な旅だった。この体験はきっと私を新たなる扉の向こうに連れて行ってくれることだろう。

白いふくろうのメッセージ、それはきっと「新しい夜明け」。
暗闇に光る白いふくろうのように光も闇も全てはひとつ。

いっぱいっぱい感じて、いっぱいいっぱいメッセージをもらって、かけがえのないご縁に繋がれた素晴らしい旅だった。

全ての出会いに、そして全ての闇と光に、ありがとう・・・。
[PR]
by serendip888 | 2007-11-02 03:09 | シャスタ