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虹の向こう側

shasta.exblog.jp

橋を渡る。

今回の旅でどーしてもお会いしたい方がいました。石井清龍先生。本筮易という易の宗家です。実は私もご縁あって、この本筮易をほぼ独学で立てています。易の中でも本筮易は密教に近いような知る人ぞ知る易で、立て方も読み方も複雑なのです。でもその難しさの中にあって、過去も現在も未来も全てが卦に現されるという幻の本筮易の凄さ。そして、立てることによって易の神様の気を感じ、真摯に聞くという神様に向かう姿勢が私にとってとても魅力なのです。いつか宗家の石井先生に弟子入りしたい、と常々思っていたのですが、いろいろと訳あって、なかなかお会いすることが出来ませんでした。でもなぜか、今回は「今がその時!」という思いが強く、その思いかなって、お会いすることが出来ました。実はお約束の当日、私はプリントアウトした鑑定先の地図や連絡先をホテルに忘れ、お約束の時間も迫り、「ああ、やっぱりご縁がないのかも・・・」と半ばお会いすることをあきらめました。でもその時にふと、「橋を渡る。」と言う思いがわき起こりました。それは、今ここであきらめては私は今のままの易で終わってしまう。でももしここで石井先生と繋がる事が出来たら私は「橋を渡る。」ことが出来る、と。そんな思いが湧いて来て、私はとりあえず覚えていた駅まで行ってみようと思いました。もしかしたらそこで何かの奇跡が起こって先生の所へたどり着けるかも。それで私は電車に飛び乗りました。そこで、電車の中で持っていたiPhoneを何気なく開けてみました。ネットに繋がっていないので、過去の履歴は読めないはずが、そこになんとかろうじて、先生のお弟子さんが送ってくれた案内のメールが残っていたのでした。「やったぁ!これでご縁は繋がった。」自分があの時にあきらめずに電車に飛び乗ったことが、私の人生の大きな前進でした。私にとっては何年も掛かってやっと出会える大切なご縁。

さて、橋を渡ることの出来た私への石井先生の鑑定いかに?

つづく。
by serendip888 | 2009-11-26 13:27 | 出会い
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