巡礼の旅の最後に訪れたのは、「アメリカのルルド」と名高いChimayoカソリック教会。ルルドと呼ばれる由縁はここに湧き出ている聖水と採っても採っても地面から絶える事無く湧き出ると言う赤土にあります。この聖水と赤土で病気が治ったという奇跡の話を聞いて、訪れる人が後を絶たたないという奇跡の教会。
私は無宗教だけれど、いろいろな教会を訪れる度に、そこにいる神様に「どうぞ信じる者を救ってください」という気持ちになる。ニューメキシコはスペイン、メキシコから宗教を広げるという名目のもとに侵略され、力づくでカソリックが広がって行ったという歴史的事実。世界の戦争のほとんどが基を正せば宗教戦争だということを思えば、更にその思いが強くなる。私は自分が無宗教という信仰を選べることを自由の選択のひとつとして感謝したいと共に、全ての宗教者に信仰の自由という人間に与えられた最大限の叡智を享受してもらいたいと心から思う。人が祈る、という姿ほど心を捕らえて美しいものはない。
今回の旅はひょんなことから壮大なる巡礼の旅になり、終わってみれば想像を超えたマジカルな旅となった。人生は日々魔法の連続で、見えない未知の扉がそこここに存在しているように思える。私の着物プロジェクトが一体これからどんな方向に向かっていくのか、正直、今のところはまったくわからないけれど、今回の旅で得たことは「意味のあることは意味のある現実となって実現する」ということ。まさか、着物が巡礼の旅になるなんて、どう考えても不思議だけれど、そこに大切な宇宙の意図というのが存在するのだろう。私はその宇宙の意図を何か分からずに、ひたすら自分の中の直感と情熱を傾ける。今はそれだけでいい。というか、それしか出来ない。ひとり、またひとり、共感者が現れて、その度に次なる展開が生まれていくのだろう。今回のようなマジカルな旅がまたきっと続いて行くのだろう。
今回の旅を導いてくれたギル隊長、ありがとう☆
アパッチの熱血魂、私の着物にも宿します!
砂漠を翔て一緒に旅した女神様達。これからは女性が世界を光に変えていくのです。同士として一緒に旅を出来たこと、心から感謝します。一生に一度の体験をさせてくれてありがとう☆
さて、次なる冒険へいざ!人生は楽しい遊び舞台だ!
長い旅日記をご一緒して頂き、ありがとう☆
The End.
みんながそれぞれの視点で旅日記を綴っています。
フォトグラファー/雅代ちゃん
セドナスピリチュアルガイド/イルちゃん
尼さん/英月ちゃん