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虹の向こう側

shasta.exblog.jp

ViViFYのあやこさんより。

シャスタのレストランビビファイのあやこさんから以下のお知らせがありましたので、掲載させて頂きます。

梅干しは私にとってミラクルな食べ物。小さい時から食べず嫌いで、一度も食べたことがなかった。大人になっても食べたことがなかった。ある日、佐藤初女さんのおむすび講習会に参加した。見るのも食べるのも怖かった梅干しの入ったおむすびだった。ただただ、美味しくてうれしくて夢中でほおばった。それから、初女さんとのご縁を頂いて、初女さんの貴重な梅干しが我が家にやってきた。それから数年間、シャスタ山ツアーの最終日のランチは初女さんの梅干し入りおむすびだった。見るのも食べるのも怖かった私が梅干し入りのおむすびを結んでいた。暖かい気持ちと共に。みんな喜んで、涙を流して食べてくれる人もいた。なんだろう、初女さんの魔法と梅干しの魔法。

あやこさんのメールを読んでそんなことを思い出した。

皆様、ご協力よろしくお願いします。

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梅林存続のお願い ~~~~梅林ばあちゃんのお話~~~
おばあちゃんのkazukoさんは、若いときから病気がちで、二十歳を過ぎても、仕事も出来ず、色々な病院を回っていました。
それで、ある時、「正食協会」を知ることになります。そこで、マクロビオテック創始者の桜沢氏と出会い。桜沢氏の講演会に、何度も足を運んでいるときに、ご主人と出会い、食事の話で意気投合、お二人は結婚に至りました。
そして、40年前、アメリカでマクロビオテックの普及に努めていたマクロビオテック創始者の桜沢氏と合流。マクロビオテックを広める為に、お二人は奔走します。
そして、ある時、桜沢氏から「チコで梅干を普及させる」との命を受けます。お二人は、その言葉に従い、何もない、更地を購入。雑草地を、耕し、梅の苗一つひとつを、自分で育て、450本の梅林を作ることに成功。そして、梅を収穫。やはり、自らが作った赤しそで、梅干を作り、多くの人たちに、「オーガニック梅干」を販売して来られました。が、10年前にご主人が他界。その後をkazukoさんが、引き継いでこられたのですが、彼女も高齢、80歳となり、体調を崩し、現在、チコにある老人ホームに入居しています。
私は、友人を通じて、kazukoさんの梅林を知ることとなり、マクロビオテックといった、共通の話題から親しくなり、梅の購入、身の回りの世話などを、出来る範囲でお手伝いしてきました。私が知り合ったときには、ご主人は既に他界され、奥様のkazukoさんだけでした。ご主人は、何としても梅を世界に広めたい、このご意思がとても強かったそうです。5エーカーの土地で、米、野菜、穀物、豆類など、殆ど自給自足の生活に近い形で暮らしていたようで、その頃、出来た野菜は、訪れる人たちに無料で支給。お金は一切、受け取らなかったと聞いています。
その頃、一緒にお味噌つくりもしていたようで、お二人の収入は、お味噌と梅干だけでした。ご主人が亡くなられて、梅干だけの販売収入になっていきます。
梅干作りでは、多くのボランテアの協力があり、何とか2007年まで梅干を作ってきましたが、その後、体調を崩し、梅つくりは出来なくなってしまいました。
ソ連のチェルノブイルでは、放射線汚染で多くの方が甲状腺癌になりました。その時、東海岸のマクロビオテックから依頼されて、梅干を随分寄付したようで、後日談としては、その梅干を食べた人たちだけが、生き残ったそうです。
梅の歴史は、奈良時代まで遡ります。中国から入ってきたと伝えられ、薬効効果が高いことが広まり、戦争のときには必要な食料源でもあり、毒消し、健康維持などの目的で兵士が持参していたそうです。 
梅干は、「命を救います」。どんな、薬より効果は高く、薬は毎日飲み続けることは出来ませんが、梅干は、毎日食べることで健康を維持してくれる優れものです。
これからもっと食品公害によって、若い人、子供たちに、難病が降りかかることは否めないと私は思っています。そのときに、一番役に立つのが「梅干」ではないか!
梅干つくりも、時代の流れで大きく横道にそれ、量産により、薬を使っての発酵、着色料の使用、精製塩の使用と、身体に良くないものばかりが、安い値段で市場に出回っています。安いだけで、心動かされ、身体に害のある梅干を食べる、本当にこれでいいのでしょうか?
お二人が、生涯をかけて作り、守ってきた梅林が、今は誰も管理できない状態で置き去りにされようとしています。
現在彼女が、入居している施設は、月に2000㌦掛かります。それでも、安い方だと聞いてわたしは驚きました。住み慣れた土地で余生を過ごしたい、彼女の一番の願いです。
それで、皆さんにご協力をお願いしたいと思います。現在、在庫の梅干がたくさん有ります。この梅を販売することで、kazukoさんは施設で、静かに過ごすことが出来ます。
市場調査をして見ると、エデンと言う、自然食を扱っている会社が有りますが、そこでは、倍以上の値段で梅干が売られています。
日本からの梅干は、中国産でも有り、科学区薬品などが使用され、安全ではありません。



梅干の販売価格と購入場所。

販売場所  サンフランシスコ 「スーパーMIRA」
       シャスタ    「vivify」
どちらも、1パウンド$20.00となります。
どうそ、一人でも多くのご協力をお願いいたします。


                  vivifyオーナー  ayako kojima

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by serendip888 | 2010-07-16 02:00 | お知らせ
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