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虹の向こう側

shasta.exblog.jp

砂漠の花

サンフランシスコは毎日晴天続きで、いっきに春真っ只中の陽気になりました。冬眠期間も終わりに近づいてそろそろ活動し始めなきゃな~と思いつつぐうたらと毎日過ごしてますが、昨日、何気に手にした山岡壮八の「徳川家康」を読み始め、、、。これが実に全26巻という気も遠くなるような大河小説で、「ああ、はまりそう、、、。」とため息つきながらついストーリーに吸い込まれています。小説なんか読むのはもうほんとに久しく、読み始めると読んでいる間そのストーリーが自分の人生の一部になってその感覚が生々しく生活の中に入ってくるのが面白い。しかし戦国時代の人の生き方と人生観はカリフォルニア的脳みそとろける生活をしている私にはなかなか刺激的です。どんな時代でもひとりひとりが「花」として咲いてそして散っていくのですね。

自分の信じるものに全身全霊傾けて咲いて花、散って花。

私はどんな花だろう。何を信じて咲くのだろう。

花はきっとただ無心にひたすら咲いているんだろうな。太陽に向かって。

砂漠の中で小さくぽつりと咲く一輪の真っ赤な花。そんな強さに憧れる。
by serendip888 | 2006-02-10 12:43 | 独り言
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